英会話のスタイルは自分次第

我が家の英語雑談

ちょっと想像してみてほしい。
今、あなたは家族4人で外出しているとする。
そして、ランチのためにとあるカフェに入ると。。

店員さんが駆け寄ってきて

店員:いらっしゃいませ~。何名様ですか?

さて、ここで。あなたならなんと答える?

ある人は、”4人です”と答えるかもしれないし、ある人は”4”とだけ伝えるかもしれない。
あるいは、もし子供のいるご家族であれば、”大人2人、子ども2人です(^^♪”って
答えるかもしれない。
極端に言えば、ジェスチャーだけで済ませてしまう方もいるかも😁

このように、日常的によくある場面で登場する受け答えなんていうのは、
ほぼ決まった内容でしかやり取りしないにもかかわらず、人によって、
色々と言い回しが違う。

それなのに、”英会話”という括りになった途端に、
”こういうシチュエーションではこういう風に答えます”みたいな、まるで、
それぞれの会話に定型があるような認識を持たされていることが多い気がしてならない。

ある意味、
テキストに出てくる文型そのままでしか通用しない、みたいな強い思い込みというか、
そういった既成概念があるように感じることも。


でも、もし、”日本語を喋るように英語も話す”ことを目標にするとしたら、
まずは、その既成概念を壊すところからスタートすべきなんだよな~😎

冒頭での日本語でのカフェでのやり取り例の様に、英会話も自分スタイルでいい。


店員さんに何名様ですか~?って聞かれたら
・4 people,please!  4人で~す😊
・4(four), please 4名、よろしく😎
・2adults and 2 kids, please 大人2人、子ども2人です☺

みたいな、感じかな~。もちろん、ジェスチャーのみもアリ😎

ちなみに、ここで、気づいた方もいるかもですが、末尾にくっつけてある”please”

英会話講師をしていた時に、これ、と~っても便利なワードの割に、その便利具合が
あまり知られていない印象があって。それって、もったいないな~と。

日本の教育課程で学ぶ”please”は、限定的な使い方でしか教わっていないというか。
何かを人に頼むときにつける、”お願いします”ワード的な感覚?

もちろん、その通りではあるんだけど、実はそれほど限定的ではなく、
常日頃からもっと多様できる便利ワードでもあり!

”Please”は魔法の言葉、と言われるくらい、レストランでものを頼むとき、みたいに
よそ行きっぽい場面だけでなくて、日常的に誰かにものを頼むときやお願いしたい時にも、
”please”は多用できるものだったりする😊
家族同士や親しい友達間でも、普通に使う感じ、かな。
いわば、その時々の場面に応じたニュアンスで使えるとても便利なワード。

これ、特に、英会話初心者で無意識に乱暴な言い回しになってしまったり、
意図せずに失礼な印象を相手に与えてしまうのを、かなりの割合で防いでくれる
のも
ありがたい!

私も最初の頃は、かなりこれに助けられたから😆

例えば、英会話を学びたての頃って、文章でなくて単語のみしか出てこないことも
結構あると思う。
そんな時も、とりあえず、人に何かを聞く、だったり、頼みごとやお願いをするときには、
“please”を文頭か末尾にくっつけて言うだけでも、聞こえがグンと柔らかくなるし、印象も
良くなるんだな~。

例を挙げるとこんな感じ。

sit here, please👉 ここに座ってください。
もし”Please”がなかったら、ここに座れ!もしくは座りなさい!みたいな命令調に😅

open, please.👉 開けてください。
もし”Please”がなかったら、開けて。もしくは語調が強いとやはり命令気味に😓

close, please.👉 閉めてください
もし”Please”がなかったら、閉めて。もしくは語調が強いと”閉めろ!”みたいに。

move, please.👉 動いてください。(どいてください)
これ、実際に道をふさがれてる時などにも使えるワード。でも使い方には要注意🤓
”Please”がなかったら、動いて、どいて、語調によっては”どけ!!”って感じに
聞こえちゃうから、要らぬトラブルの原因になる可能性あり。。。😓

up,please.👉 上をお願いします。(上に上がりたい時や上の方にある何かを指す時)
エレベーターに乗ったときなどに使えて便利。
ただし、”Please”がなかったら、「上!」みたいな、なんともつっけんどんな言い方に
聞こえるので、ご用心。


ちなみに、応用編がこちら。

短い文章なら言えるよ~っていう場合にも、とりあえず”please”戦法(笑)はおすすめ。😊
ただ丁寧に伝わるだけでなく、こなれた印象も与えられるので!

こんな感じで。。。
Can I have this one?👉Can I have this one, please?
これ、意味自体はほぼ一緒なんですが、与える印象というか、ニュアンスが少し良くなるというか、
強いて言えば、「これ下さい」が「これ、頂けますか?」みたいな感じ。
文体を変えることなく、日本語で言うところの丁寧語に近い感覚で使えて便利😁

ということで、今回はこの辺で!







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