過去に、英語講師として子ども達に英語を教えていた時期がある。
とても素晴らしい仕事だったことは言うまでもなく、毎日が気づきの連続で、
私が子どもに教えているのではなく、私が子供たちに教えてもらっていることの方が
よっぽど多いのでは?と、真面目に思うほど。
そんな英語講師時代のたくさんの思い出は、今でも、私の大切な宝物。
今でも、もし機会が訪れるなら、
また、子供たちに英語の面白さを伝えたいと日々思ってはいるものの、
”教える”という立場で接するのは遠慮したいかな?というのが本音だったりする😓
これって、
私がこれまで様々な形で”英語を子ども達に教える”
という機会に恵まれたおかげで、色々なことを教わったからこその、
率直な感想じゃないかと思う。
なぜなら、これまで英会話講師として、幼稚園生から高校生、そして大人の方々まで
幅広い年齢層の方々と接してきた中で、心底、感じたことが、
私は、英語を教えたいんじゃない、英語を使うことの楽しさを伝えたいんだ!
ってことだったから。
そもそも、私の英語力は良くも悪くも我流で培ったもの。
そんな私なんかが”教える”という立場に立つこと自体、恐れ多いというか、なんというか。。。
もっと、気楽なスタンスで行きたかったいというか。
”こんな私にできたんだから、あなたに出来ないはずがない!!!”みたいな。。。
うまく言えませんが、
”学問として”の英語ではなく”人生をより豊かにするためのツール”としての英語力を
身に着けるお手伝いができたらいいのに
っていう感じかな。
そんな感じの私だから、英語講師時代には、
型にはまった教え方やテキストに沿った教え方がどうも性に合わず。。。
隙を見ては自分オリジナルの遊び心を混ぜてみたり、
テキストから大きくそれない程度で面白おかしくアレンジしたりなどしながら、
どうにか、子供たちに”英語って楽しいんだな~”って
思ってもらえる瞬間を一つでも多く作ることに専念する日々。
そんなんだから、現場に馴染めるはずもなく、別の道へ進んだわけなんだけど。
結局、何が言いたいのかというと。。。
割と幼いお子さん(幼児さんから小学校低学年くらいまでかな?)が
英語教室に通うのであれば、
存分に楽しめるレッスン内容であることを重視してもらいたいな、と。
子供って、とっても素直なので、楽しかったらどんどんやりたがるし、覚えたがるし、
それこそ褒められたらグングン伸びる、もう面白いくらいに(^^♪
実際、自分の講師時代を思い出した時も、子どもの伸びを一番実感できた瞬間って、
わいわい皆でゲーム中とか、何気ないおしゃべりをしている時だったから。
子供の性格や個性に合わせて、
自由に楽しく英語が身に着けらるような教室だったら、
もう最高~!
せっかく子どもが発話できた時、”正しさ”だけに焦点を当てて訂正するようなやり方は、言語道断!(信じがたいけど、実際はこれ、結構ふつうな対応だったりする、残念なことだけど)
子ども達が自由に発話して、喜んで、また発話する。。。
テキスト通りでなくたっていいし、その日のテーマに全く関係なくたっていいじゃん!
むしろ、そうやって遊んだりおしゃべりしている時に口をついて出てくる英語こそが、本当の意味で
英語をコミュニケーションツールとして使う、ということなのだから😎