さて、”スピーキング力を伸ばしたいならまずは音読!”の記事の中で紹介したこの4つの音読効果👇
一つずつ、掘り下げて行ってみよ~^^
英語を発話する自分の声に慣れることで、英会話に対するハードルが下がる
私が英会話の講師をやっていた時、読解なら意外とできる気がするけど、しゃべるのは別。。。どうも苦手だわ。。。ってなる方、結構多かった気がするんだな~。
でもこれ、ただ本人に苦手意識があるっていうだけで、実際にレッスンしてみると、
「いやいや、問題ないですけど? ってかなんで苦手なん??」
ってなる場合が多かったのもまた事実なんですよ(^^)本人が”喋るのはムリ”って思いこんでいるだけ、ってやつやね。もったいない!!
実は、そんな”本人の苦手意識”の克服にこそ、音読が持って来いなんだ~。
なぜかって言うと。。。そもそもこの”苦手意識”を作り出す最大の原因は”発音”にあるんじゃないかと思っていて、音読がこの”発音”への苦手意識の克服にも一役買うからなんじゃないかと(^^♪
英語を声に出して読むことを通して、まずは英語を発話する自分の声に慣れることが大事。
だから、最初はとりあえず、声に出すことに集中してもらって、発音云々の問題は全無視しましょう!ただ単純に、自分が話す英語に耳をまず慣らす、というのが大前提。上手く言えない、発音できない、とかは全く考える必要なしね、この段階では。
これだけでも、英会話に対するハードルがぐんと下がるから!

最初はただ単純に英語で書かれたものを読み上げるだけ、でOKだから!
知らない単語も認識することで、耳に入ってくるようになる
知っている単語は耳に入るけど、知らない単語は全く耳に入ってこない
・・・・・・(-“-)
って、当たり前じゃん?そんなの!って思った?思ったよね…。ってことで、ここで例をひとつ。
”ただ聞くだけでいつの間にか聞こえるようになる!”的な
”英語聞き流し”タイプの英会話トレーニング。
英会話に興味がある人なら誰しも一度は聞いたことがあるんじゃ?
この方法ね、一見すごく理にかなってるように感じるんだけど、実は…。
まあ、一度でも試したことがある人ならわかると思うけど、全く知らない単語がたくさん出てくる内容だった場合、いくら聞き続けようが、何かの音声、ってか、もはや”ひとかたまりの音”としてしか耳に入ってこない!そして、いつまでたっても“ひとかたまりの音”のまま。。。
そんなんだから、いくら続けて聞いてても、実際に何かが身についたような実感すらないまま。。。

ってな感じで、ただただ、時間だけが過ぎて…みたいな、ね。(ちなみに、これ、私の体験談…)
この、知らないものは耳に入ってこない、ってか認識されない?っていうのかな、なんとも不思議な現象
でもね、これまた不思議なことに、逆もまた然りなのよ~。
例えば、Mobileっていう単語が出てきたとして、昨日は知らなかったけど、今日新たに学習しただか何だかで新しい単語としてこのMobileを知った、とするでしょ?そしたら、あら不思議!昨日は耳に入ってこなかったMobileっていう単語が今日は耳に入ってくるわけ。昨日までと全く同じ音源を聞いているにもかかわらず、よ!!
これね、ホントに面白い現象なの~!私も何度も体験したことがあるんだけども、毎回、「え?今聞こえたよね?今〇〇って言ったよね!?」って、地味に嬉しくなったりして、ね(^^)
例えば、今まで何十回も繰り返し見てるドラマがあったとするでしょ?

よくあるあれと一緒かも、何かを意識した途端、そればかりが目に入るようになるっていう現象…。
とにかく、何が言いたいかというと、音読をしながら新しい単語を覚えたり、意味を知ったりしていく内に認識できる語彙が増えれば、耳に入ってくる語彙も一緒に増えることになるってことです(^^♪
だとすれば、今までは効果を感じられなかった聞き流しの教材とかも、前よりは聞き取れるようになる瞬間が増えてきて、楽しくできるかもよ!!