先日、息子から聞いた高校の英語の授業の話。
息子的に「これ、おかしくない?」と思ったらしく、我が家の食卓で話題に上がったのだけど…。

結論から言うと、
どっちも合ってる…(-“-)
一文だけの英訳って、そもそも無理じゃない?
今回のテーマは、
「今日は部活がありません」
これを英訳する問題。
でもこれって、よく考えるとちょっと無理があると思うのよね。
というのも、本来言語って、前後の文脈ありきで意味が決まるものだから。
状況が分からないまま一文だけ取り出して、
- これが正解
- これは不正解
って判断するのは、正直かなり乱暴じゃない?って思う。
だから英訳は「複数あって当たり前」
例えば、この一文。
状況によって、いくらでも表現は変わるよね👇
ケース①:自分の予定の話
「今日は部活あるの?」
→「ううん、今日はないよ」
👉 I don’t have any club activities today.
ケース②:学校全体の話
「今日、見学できる部活ある?」
→「今日はやってないよ」
👉 There are no club activities today.
どっちも自然だし、どっちも正しい。
だって、どちらも「今日は部活がありません」
っていう意味ではあるわけ。
でも、あえて違いを付け加えた例ってだけ。
つまり、
👉 前提(状況)が違えば、英語表現も変わる
これが言語の当たり前の姿なんだよね。
「正解は一つだけ」という違和感
でも学校のテストや授業って、
- 正解は一つ
- この表現以外は不正解
みたいな扱いになりがち。
これ、昔からずっと違和感がある…。
だって、
👉 状況が提示されていない時点で、
正解は一つだけに決めるのは不可能だと思うから。
和訳問題にも同じ違和感
これ、英訳だけじゃなくて和訳も同じ。
例えばよくあるのが、
👉「この単語はこの訳でなければならない」
みたいなやつ。
でも実際は、
- 言い回し
- 文全体の意味
- ニュアンス
こっちの方が大事じゃない?
例えば、
I was absent from school yesterday.
これを
- 「昨日は学校を休んだ」
- 「昨日は欠席した」
どっちも同じ意味だよね。
でも、
👉 “欠席”という単語を使っていないから減点
みたいなことが起きる。
…いや、そこ??ってなる(笑)
英語は「伝えるための道具」
ここで一番大事にしたいのはこれ👇
👉 英語はコミュニケーションのためのツール
であるはずなのに、
- 正解か不正解か
- 単語が合ってるか
ばかりにフォーカスしてしまうと、
👉 “使える英語”からどんどん遠ざかる
気がするんだよね。
本来見るべきポイントはここ
もし私が教える立場だったら、
見るポイントはこれ👇
- ちゃんと意味が伝わっているか
- 自分の意図に合った表現になっているか
- 文として自然か
ここがクリアできていれば、
👉 それで十分OK!
だと思う。
まとめ:英語に「唯一の正解」はない
今回の話をまとめると👇
- 一文だけの英訳は本来不完全
- 状況によって正解は変わる
- 英語は「意味を伝えること」が本質
だからこそ、
👉 「正解は一つだけ」と決めつける学び方には違和感がある
というのが、我が家の結論(笑)
英語って、本当はもっと自由でいいもの。
“間違えないこと”よりも
“伝えようとすること”の方が、ずっと大事だと思うんだよね。
▶ 関連記事①(頻度表現の話)
英語の「正しさ」に違和感を感じたのは、実は今回が初めてではありません。
頻度表現(usually / often)についても、同じようにモヤっとした出来事がありました👇
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そもそも、「正しく教えること」ばかりに意識が向くと、子どもの英語ってどうなるのか?
講師時代に感じたリアルはこちら👇
👉【子ども英語は“正しさ”より〇〇が大事】
▶ 関連記事③(フォニックス)
発音に関しても、「正解」だけにこだわると逆に遠回りになることがあります。
フォニックスの考え方についてはこちら👇
👉【フォニックスって何?発音が変わる考え方】
